ご先祖様調査のきっかけ

あなたは3世代、4世代前のご先祖様を知っていますか?
ほとんどの方は、祖父母よりも前のご先祖様は知らないのではないでしょうか。
私もそうでした。

この映画が私をご先祖様調査に導きました。「リメンバーミー」

この映画は、ミュージシャンを夢見る少年がひょんなことで死者の世界に迷い込みます。日の出までに現実世界に帰らないと自分の体が消えてしまう。そんな中で出会ったガイコツ姿の人々は、現実世界で自分の家族や親戚、友人などに忘れられてしまうと姿が消えてしまい、あの世からも消滅してしまうという事実を知ります。
ガイコツの人々と少年が協力し合い、夢をかなえるストーリーを通じて、家族や親族、友人、そしてご先祖様への想いが湧いてくる作品です。

つまり、「ご先祖様を知らない」ということはご先祖様があの世からも消滅してしまうということであり、自分も将来はそうなるということ。
であれば、可能な限りご先祖様の調査をし、せめて名前くらいは知っておきたいと思ったのです。

ご先祖様調査は難しくない

とはいえ、先祖調査って難しいのでは?そもそも、何をどうするの?という方もいらっしゃるでしょう。

私の経験からすると、調査は2つのレベルがあるとおもいます。
「誰でもできるレベル」「徹底的に追及したいレベル」

レベル作業内容得られる効果
「誰でもできるレベル」・除籍謄本を取りよせる
・家族に話を聞く
・お墓参りをしてお墓を見る
・除籍謄本に記載されているご先祖様を知ることができる
・家系図を作ることができる
・知らなかった家族の事実を知ることができる
・家族と会話する機会が増える
・いままであまり話をしなかった親戚と仲が良くなる
・ご先祖様が喜ぶ(供養される)
・運が開ける(?!)
「徹底的に追及したいレベル」・親戚筋、遠い縁者に連絡を取る
・檀家などになっているお寺の過去帳を見せてもらう
・居住していた地域の史書などを調査する
・除籍謄本に記載のないご先祖様や親戚がわかる
・ご先祖様の職業やエピソード、人柄などがわかる
*必ず分かるわけではありません

このように、「誰でもできるレベル」はやるべき作業も非常に簡単で、得られる効果はたくさんあります。

除籍謄本を読み込むのは楽しい!

「誰でもできるレベル」で主要な作業になるのは、

1.除籍謄本の取り寄せ
2.除籍謄本の読み込み 

1.除籍謄本の取り寄せ

除籍謄本の取り寄せは市町村の自治体に申請書を提出すれば、ほとんどの場合問題なく交付されます。
まずは、自分の実家の自治体に交付申請することからはじめましょう。
各自治体のホームページに「戸籍に関する証明書」というページがあるはずです。そこから申請書類がダウンロードできますので、それに必要事項を記載し、郵送するだけです。なので、実家が遠方にあるという場合でも問題ありません。

ちなみに、各自治体はその自治体内に住所がある戸籍しか発行しませんので、もしご先祖様が別の住所から引っ越してきた場合は、今度はそちらの自治体に申請することになります。引っ越しが多いご先祖様だと大変ですね(笑)。

例えば、岡山市のサイトはこんな感じです。
https://www.city.okayama.jp/kurashi/0000008377.html

必要な費用は、発行手数料として1通あたり750円。その自治体内で取得できる枚数分 x 750円+郵送料程度です。

2.除籍謄本を読み込む

さて、手元に除籍謄本が届いたら、それを読み込んでいく作業になります。
何をするかというと、戸主とその家族の続柄や名前、生年月日、亡くなった日、誰と結婚したのか、などを確認しながら関係を明らかにすることです。

この時に「関係」を図式化していけば「家系図」になるわけです。

この読み込みが非常に面白い、楽しい作業であり、先祖調査の醍醐味の一つです。
・こんな昔のご先祖様まで遡れた!(私の場合は、1790年くらい生まれのご先祖様まで遡れました)
・えっ!わたしのご先祖様にはあの有名人がいるの!?
・うちの家系は途中で養子が入っているな
・この人はあそこに家に嫁いだんだ
・若くして亡くなった人がいたんだな
・うちは分家なんだ、本家筋はいまどうなってるんだろう?
・うちの家系の大元の出身地はあそこだったのか
・なぜか、この地域の人と婚姻関係が多いな

などなど、発見がたくさんあり、家族や親戚と話をしてみたい、聞いてみたいことが多く出てきます。

3.ちょっとだけ調査

除籍謄本が読み込めて、意外な事実が多く分かってくると、もう少し調査したいという欲求が生まれてきます。その中で、すぐにできそうなのは、実家・祖父母・親戚と話をすることお墓参りです。

<実家・祖父母・親戚と会話する>

除籍謄本を読み込んで家系図を作ったら、きっと実家の方も親戚の方も興味を持たれると思います。それをベースに、家族や親族の人が持っている記憶と照らし合わせたり、他の資料などが出てくるかもしれません。

また、祖父母の家などにだいぶ昔の写真が残っていることがあります。白黒の写真です。そこに除籍謄本で整理したご先祖様が写っていることもあります。
そのご先祖様の名前と写真を一致させることができたら、それも合わせて記録しておくことをおススメします。やっぱり、名前だけでなく顔を知ることで、より親しみが湧いてきますし、ご先祖様も喜ばれると思います。

<お墓参りをする>

お墓参りをするのは、ご先祖様にご挨拶に行くという意味合いは元より、お墓には名前や戒名、生没年などその人にまつわる情報が刻まれていますので、その確認をするためです。
また、「家紋」にも注目です。家紋はその家のシンボルマークです。それによって、戸籍や人の話では分からないルートが見えてくることもあります。
同じような家紋でも本家と分家では微妙にデザインを変えていることもしばしばいあること。
こういったことを確認するためにも、お墓参りをしましょう。

まとめ

以上のように、「誰でもできるレベル」の先祖調査だけでも、相当なことがわかります。
これだけで、自分が存在する意味、ルーツ、どんな人のお蔭でいまの自分があるのか、などいままで考えなかったこと、感じなかった感情が芽生えるかもしれません。

日本人として、過去と今の自分をしっかりつなげること。
そうすることで、私たちの国の価値観や伝統も後世へつないでいけるのではないでしょうか。

なにより、こういう話を通じて親族が一体となり、ご先祖様を想う行為がその一族に幸運をもたらすのではないかと信じています。

ぜひ、みなさんも「先祖調査」はじめられてはいかがでしょうか。

1つだけお伝えしないといけないことがあります。
現在、日本の戸籍保有年数は150年です。150年を過ぎた除籍謄本などは各自治体は廃棄していきます。ですので、できるだけ早めに「戸籍・除籍謄本を取り寄せるだけ」でも早めに着手することをおススメします。
今やらないと、あと誰も過去を知らない=忘れ去れた存在になってしまいます。

ご先祖様調査サービス

ご先祖様調査に関心のある方に、調査のご支援をいたします。
前述のとおり、ご自身で各市町村へ申請手続きを行なえばできることですが、お仕事が忙しい、手続き関連は依頼したい、届いても中身を読み解く自信が無いという方が入らっしゃるかと思います。

弊社が代行で戸籍謄本を取り寄せし、内容をおまとめいたします。

サービス内容

パターン1:戸籍&除籍謄本の取り寄せ代行のみ
 納品物:除籍・戸籍謄本の原本
 料金:5,000円+謄本取り寄せ実費(税別)

パターン2:戸籍&除籍謄本の取り寄せ+記載事項の読み解き+家系図の制作
 納品物:除籍・戸籍謄本の原本+記載事項まとめ表+家系図(いずれもエクセルデータで制作・納品)+報告書(戸籍から読み取れるトピックスや紙媒体の家系図・記載事項一覧表など)
 料金:25,000円+謄本取り寄せ実費(税別)

*料金は1系統のお値段です。(例えば、自分の父親の姓のみなら1系統、両親の姓なら2系統です)
*戸籍・除籍謄本の取り寄せには、お客様の「委任状」が必要です。お申込みいただきましたら、お送りする委任状へ署名捺印を頂戴いたします。
*戸籍・除籍謄本は原則、原本をお客様にお送りいたします。もし、今後も内容について不明点を確認・質問したいなどのご希望がある場合は、事前にご了承の上コピーを手元に置かせていただきます。
*作業中に必要なことをお伺いすることがあります。
*通常、江戸末期くらいまでは遡れることが多いですが、様々な事情で2~3代くらいまでしか戸籍が無いということもあり得ます。その場合は、分かった時点でお伝えし、その後の調査や料金についてご相談申し上げます。

協力・バックアップ

藤井栄一(岡山県 行政書士・社会保険労務士)

参考リンク

先祖調査を初心者レベルから上級者レベルまでカバーしている参考サイト

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