由緒は古く、養老6年(722年)とも
小野住吉神社様は小野市垂井町にあります。「大島マイカーセンター」様あたりに参道があり、北側に鳥居と神社が見えます。
看板によると、由緒は古く養老6年あたりとも言われています。兵火で消失したとのことなので、秀吉の播磨攻めでも被害にあったのかもしれません。
近世になると明石藩主の小笠原家から庇護を受けたようで、その後は小野藩の藩主となった一柳家の氏神として崇敬されていた歴史のある神社です。
2016年に、菅原道真が奉納したとされる古墳時代中期頃の神鏡があらたに発見されたようです。
中に入ると、土壁や社殿などがかなり時代を感じる様子で残されており、非常に雰囲気のある場所だと感じました。
社殿の周りをぐるりと一周しましたが、その間にも地元の方と思われる人が参拝や犬の散歩で来られておりました。
後で知りましたが、こちらは愛犬の幸せ・愛犬との幸せをご祈願する「犬幸祈願」というのをされているようで、それでお犬様がいらっしゃったのですね。
地元で愛されている神社なんだなと感じました。