少々の距離なら、自転車で行くことにしています。
運動にもなるし、その場所の雰囲気を感じることができるから。
このあたりには、歩道の半分が緑色に塗られている「自転車専用道路」があります。
こんな感じ。
自転車と言えば、つい最近法律も変わりましたね。一層、自転車側の取り締まりが厳しくなりました。
自転車による事故が増えているのなら、仕方ないのかもしれません。
そういう意味で、この自転車専用道路も良い取り組みだなと感じていました。
ただし!!!
ちゃんとルールが徹底されていればです。
ルールとしては、当たり前ですが、自転車は緑色の枠を走り、歩行者は残りの半分側を歩く。
それで、互いに事故無く、快適に移動できれば万々歳。
しかし、現実は違います。
この緑の枠、場所によっても違うのでしょうが、自転車が互いにギリギリすれ違うくらいの幅しかありません。さらに、車道側には植木エリアがあり、あまり寄れません。
なので、反対側から自転車が来た場合、どうしても、緑枠からはみ出てしまいます。
最初から専用道路を無視して走っている人が大多数です。
もっと言うと、歩行者がわざわざ自転車側を歩いていることもたびたびです。
最初の思想は素晴らしいと思います(正確にはしりませんが)が、現実に実装できないものは、いわゆる絵に書いた餅。
世の中には、そういうものがいっぱいあります。例えば、タバコに関する条例。
多くの自治体で、歩きたばこやポイ捨てについて、1000円程度の過料を定めています。看板も張られています。しかし、それはほとんど意味をなしていません。なぜなら、それを取り締まるだけの警察の数が足りないし、実質取り締まる気などないでしょう。
運用できないようなことは、やらない方がマシです。
特に、自治体などが行うことは、それなりにお金と時間をかけますから、税金と時間の無駄です。
自転車に話を戻すと、最近の法律改正だって、自転車が車道を走ることになりますが、そんな危ないことができますか?今度は車と自転車の事故が増えますけど?
もっと、効率的で現実的な国造りをしたい。