【課題意識】私たちは、知らないことがたくさんあります

普段、私たちは毎日仕事・家事をこなし、週末には家族や友人、恋人と楽しい時間を過ごしています。

しかし、それはわたしを含めた「健常者」の世界です。

社会には、当然ですが、多くの障害を持った方がいらっしゃいます。わたしたち健常者も認識・理解はしていますが、普段の生活を彼らの目線で考えることはほとんどしていないのが現実ではないでしょうか

視覚・聴覚障害者の方との情報格差は大きい

私も初めて知ることが多いのですが、視覚・聴覚障碍者の方々にとっては、健常者が毎日当たり前のように触れている情報がほとんど届いていません

聴覚障害者の方で言えば、私たちは目が見えているのだから文字情報があれば十分ではないかと考えがちですが、先天性の方にとっては文字よりも手話の方が普段使う言語なので、文字は理解できるが認識するのに苦労するようです。私たちが英語を読むような感じでしょうか。
しかし、いま周りを見渡しても、手話で表現されたものはほとんど見当たりません。

一方、視覚障害者の方の話では、コンビニで店員さんや付き添いの方に助けていただいて、缶ビールと酎ハイを買ったとします。家に帰って冷蔵庫に入れますね。後日、ビールを飲もうと思って冷蔵庫を開け、缶のプルタブ付近の「点字」で内容を確認しようとしますが、その点字は「お酒」としか書かれていない。当然、メーカー・アルコール度数、商品名、パッケージデザインなど普段私たちが何気に手に入れている多くの情報が視覚障碍者の方には届かないのが現実です。

このように、スーパーの特売品、行政手続き、イベント情報、CM、防災情報、緊急時の警報などなど、私たちの「普段」の情報が届いていない可能性が高いと感じます。

さらに、障害といっても先天性の方と病気や事故などで後天的に障害を持たれた方とがおられ問題は複雑で、そう簡単なものではありません。

世の中は、良い方向に向かっているようです。

ご存知の方も多いかと思いますが、「障害者差別解消法」という法律が2016年に成立しています。いままでは健常者と障害者の間で情報格差や日常生活における格差が大きいままになっているので、そこを積極的に是正しようというもの。

その中には、大きく絶対やらなければならない義務的なものと、できるだけ改善しましょうという合理的配慮という2種類があります。

播磨近隣の自治体でも動きがあり、明石市では情報格差やその他の課題を是正する事業などに補助金が出たり、手話電話ボックスがあったり。また、「手話条例」が出来、自治体主催のイベントや発表は必ず手話がつくように徐々に変わってきているようです。

課題へのアプローチ

ろうあ者や視覚障害者をサポートされている団体様とお話させていただく機会をなんどか設けていただきました。まずは、そういった方々と会話させていただき、ご本人たちが本当に困っていること、やりたいこと、などを伺い、しっかり現実を理解することが重要だと感じています。

まず手始めに、たまたま当社が関わらせていいただいているイベントに関する情報をご提供しようと考えました。
視覚・聴覚障害者の方々にイベントの内容や趣旨、日時などをお知らせし、ご興味があればご参加いただき、一緒に楽しんでいただければと思い制作しました。
*現在、当社はこのイベントには関与しておりません

今後について

神戸のアイセンター様など障害者の方を強力にご支援されている機関や企業様が数多くいらっしゃいます。

みなさまのご提供されているソリューションをしっかり理解し、播磨地域で何ができるのか、継続的に考えていきたいと思っています。

また、情報格差が埋まっていけば、次に必要なサポートが必ず出てくるはずです。活動の幅が広がれば、各地に出かけたくなり、外出サポートなどがもっと必要になるかもしれません。

そしてなによりも、我々「健常者」が障害者の方々がどういった場面でどんな苦労をされているかを「知っていること」が非常に重要だと思っています。私自身も関わらないと知らなかったように、知れば理解し、興味が沸き、積極的に社会を変えることに協力的な方もいるはずです。そういった環境づくりができればとも考えています。

まだ、走り始めたばかりですが、ご興味がある方はご連絡いただければと思います。

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