少子高齢化によって、日本の人口は減り始めてます。
「はじまりのタネ」でも記載しましたが、全国の約35%の自治体がすでに過疎指定を受けています。
では、播磨と但馬および摂津の北西部で構成されている兵庫県の人口って、どういう配分になっていて、どんな動きをしているのか、ざっと調べてみました。
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<Findings>
  • 兵庫県の総人口は560万人
  • そのうち、大阪に近い摂津北西部の神戸(155万)、尼崎(45万)、伊丹(19万)、宝塚(22万)、川西(15万)、三田(11万)で兵庫県総人口の約46%、半分を占めている。
  • それ以外の主要都市は、明石(29万)、加古川(26万)、姫路(53万)
  • その他の自治体はすべて平均すると5万~9万という規模
  • 人口動態(平成17年~22年データ)としては、前述の摂津北西部都市は人口増(尼崎のみ減)
  • 他の自治体は1000人~2000人規模の減少か、なんとか現状維持
兵庫県人口動態(H17 ~22)
参照:平成22年国勢調査人口等基本集計(総務省統計局)
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<Insight>
  • 減少しているほとんどの小規模自治体は5年間で1,000人~2,000人の減少が見られるので、単純計算で50年後には10,000人~20,000人の人口減となる。
  • 播磨地区にフォーカスすれば、例えば赤穂郡上郡町、作用郡佐用町、多可郡多可町、揖保郡太子町といった郡部は、50年後にはほぼ消滅となり、相生、赤穂、宍粟、加西、加東、西脇といった市部も半減するので、都市機能の維持が難しくなるのではないかと思われる。
  • 播磨以外にも但馬では美方郡、養父、朝来は大半の人口がいなくなり、都市としては豊岡しか維持できそうにない。
<考察>
  • 兵庫県も他の地区同様に、神戸を中心としたより都市部(前述の摂津北西部)へ人口が集中している。(ただし、その増加傾向は県外からの流入か県内からの移動かは調査が必要。)
  • にわとりたまごだが、生活の利便性、とくに交通面を考えると、自然とそうなると思われる。
  • 播磨地区は、姫路が異常に突出している。そのため、中心都市として機能し、主に交通手段で周辺自治体を結びつけることである程度地域が成立している。
ということで、兵庫県という県レベルで見ると、おおよその想像のとおり阪神エリアを形成する神戸地区が人口集中エリアとなり、いまも増加しています。
あとの主要都市は神戸の衛星都市的な位置づけの東播磨地区(明石、加古川)と播磨地区中心の姫路が、人口をなんとかトントンで維持している状態です。
ここでフォーカスする播磨については、やはり姫路に相当の人口が集中し、その周辺自治体との人口数格差はかなりの開きがあります。なぜそうなったのか、姫路市は今後どうするつもりなのかなど詳細はまた調査してみたいと思います。

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