手話がメインのコミュニケーション

聴覚障害者の方の主なコミュニケーション手段は手話です。
過去に聴覚障害者の方とその支援団体の方とお話させていただいたことがありますが、目が見えるからといって、普通の書面に記載している文字だけでは十分なコミュニケーションはできず、もっとも楽に会話ができるのが手話だそうです。もちろん、先天性、後天性、個々人の能力などによって変わってくるのですが、多くの方は手話を中心に会話されています。
私もその時初めて知りました。

ということは、世の中の様々な情報(画面でも書面でも)は、聴覚障害者の方にとってはややストレスのかかる情報であるということ。手話はほとんど存在しないのが、現状です。これが情報格差であり、2016年より法律(*障害者差別解消法)が施行されて是正しようとしている動きです。

*国連の「障害者の権利に関する条約」の締結に向けた国内法制度の整備の一環として、全ての国民が、障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に向け、障害を理由とする差別の解消を推進することを目的として、平成25年6月、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」(いわゆる「障害者差別解消法」)が制定され、平成28年4月1日から施行されました。

コロナ対策も手話で。

とある福祉会館でチラシを見つけました。
コロナで病院に行きたくても行けない、手話通訳者の方にも、これまでみたいに接触できないという状況下でオンラインで手話通訳者の方の支援を受けられる仕組みのようです。
もし、知人・友人・ご家族で必要な方がいれば情報共有してください。

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