社会の中でなんらかの活動、事業を行うということは、「活動を行う理由」があるはずです。

それは個人でも組織でも、営利団体でも非営利団体でも同じこと。


問1 「あなたのビジョンは何ですか?」


「ビジョン」というのは、あるいは「理念」とか「経営方針」とかいう言葉で理解されているかもしれません。

つまり、「事業等の活動を通じて、何をしようとしているのか?」ということを明文化することです。

「明文化」というのがキーです。

特に個人事業主の場合、自分ひとりですから文章にしたりするのを怠りがちです。どうせ、自分が理解していればいいのだから、頭の中にはしっかりあると。

でも実際は、個人事業主であるゆえに、商品企画・開発、製造、営業、お客様対応、納品、出荷、イベント出店、チラシ制作、ネット店舗管理・・・・やることがいっぱいなので、目の前の作業をこなすのが手一杯。そんな状況では頭の中のビジョンは奥の方に消え失せてしまいます。だから、明文化して目に見える形にしておくことが重要です。

組織であれば、そのビジョンや理念がリーダーおよび幹部の人たち、そして社員の人たちに共感・理解され、常に意識されている必要があります。なぜなら、それが各社員が自分の役割とビジョンを繫ぎ合わせ、仕事の持つ意味やひいてはやりがいにつながるからです。


よくある質問が、「ビジョンって、目標とは違いますよね?どんなものがビジョンなんでしょうか?」

ビジョンや理念というと会社の社長室に飾ってある箇条書きの文面(朝礼とかで唱和するような)や「世の中のxxxxに貢献します」とか「xxxxxで求められる会社」なんかをよく見ますが、あれです。あなたや組織の活動はすべて、そのためだと言える内容になります。なんども自分に言い聞かせてください。「いったい、私(たち)は、何をしようとしてるのか?」。

また、このビジョンも昨今のSCR(企業の社会的責任)も視野に入れながら、社員や取引先、周りの方々に伝えた時に、共感してもらえる内容、そして文章である必要があります。なんとなく頭にあっても、それを伝えられるように文章にするのって結構難しいものです。

ビジョンが定まったら、次にやることがビジョンの具体化です。ビジョンだけだと具体性に欠けるので、ただの飾り物になってしまいがちです。なので、2~3年くらい先を見て、実現したい状況をできるだけ具体的に明文化することが良いと思います。1年に1つくらい、3年だと3つほど具体的なゴールを設定してください。つまるところそれが3年間の中期計画と同じです。

そして、そのゴールそれぞれが社員が自分が具体的に行っている仕事とつながることモチベーションにつながります


これが、事業活動を行う上で最も重要なチェックポイントです。

この問いに、スラスラ~~っと回答できた方は、何の問題も無く事業を進められている方でしょう。

でも、大概の場合、んん~~・・・・と考えてしまうはずです。

ぜひ、どうかお忙しい時間を割いて、考えてみてください。ここがすっきりすれば、その先はきっといろんなことが繋がっていくはずです。


次回は、戦略について書いてみたいと思います。

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